メタル休業(笑)

本日のレビューをもって、メタル系の話題を取上げることを一端止めたいと思います。既にソレ系のCDも、物置にしまいました。上記のGROUND ZEROとSKULL THRASH ZONEも、この後封印いたします。

ありがたいことに、度々スターを頂いたりと(そちらのblogもいつも観てますよ!!)、幾人かの方には御愛読いただいているようですので、こうしたケジメのステートメントはしといた方が良いかな、と。

私事で恐縮なのですが、僕は20代後半より精神面が度々著しく不安定になる状態に陥り、以降ほぼずっと精神科への通院を続けています。で、病状は良くもならず悪くもならず・・・という状態が続いていたため、業を煮やし、カウンセリング中心の診療を少し前からお願いしているのですが・・・。

そこで心の絡まりを一つ一つ丁寧に解きほぐした結果分かったのが・・・音楽、それもヘヴィメタルやパンクに熱をあげるあまり、それに心を蝕まれている面は間違いなくある、ということなのです。

僕は時折、激しく攻撃性をむき出しにした態度に陥ることがあります。これでもって、今まで沢山の人をイヤな気分にさせたり、悲しませたりしてきたと思います。しかし実のところ、それをヤバイとかマズいとか大人気ないとか思ったことはなく、むしろ明日へ突き進む糧だと喜ばしく思ってすらいました。

よくよく考えなくとも、全ての元凶なんですよね、それが(汗)。でもって、それをどこから引っ張ってきてたかってったら・・・間違いなくメタルやハードコアパンクの高揚感やアグレッションなんです。

これらの音楽が、辛い日々をずっと支えてきてくれた側面もあるんで、決してマイナスだけをもたらしたわけではありません。実際、これらに出会わなかったら・・・僕は間違いなくどこかで自殺してたでしょう。そんな日々を奮起してこれまでやってこれたのは、メタルやパンクのおかげです。間違いなく。しかし・・・時はうつろいゆくものです。もう睨み効かせて突き進む年齢でもありません。勝つだの負けるだのより、自分の今の立位置で、どれだけ世や人に貢献出来るかが求められる年代でもあります。

そうしたことをはっきりと自覚し、攻撃的な音楽から離れてみると・・・途端に、心に穏やかさが戻って来ました。こんな気分は、10年、いや、20年近くぶりでしょうか。単なるゲームオタクでいじめられっこだった高校1年生の頃に戻れた心境です。これこそが、本来の「自分」なんです。

これからは、少し前に少し書きましたが、「楽しい」音楽を文字通り楽しんでいきたいです。とりあえず、当面はやっぱ産業ロック関係になるかな?あ、その辺の延長で、時折北欧メタル等メタルと名の付く音について書くことはありえますので、御容赦を(笑)。あと、トランスかな。メロディックで美しいものを探してるのですが・・・中々。

まあ、心が変に影響されることなく、純に楽しめるという確信が出来れば、またヘヴィメタルもハードコアもまた聴いていきたいな、と考えてます。いつの日か分かりませんが・・・でもその日のために、今回CDは決して処分することなく、物置にしまったんです。