来た。

真打登場。ヤフオクで落としたお値段は2000円。まあ、高くもなく安くもなくってところですな。本当は一日遅れの入札終了で、もう少し安いのもあったのだけど、まあ他から入札があればどうせ高くなっちゃいますしね。

-

本日のBGM:"Pigs of the Empire"ROSENFELD



まずはこのルックスを見よ!!カッチョイイ!!これだけでもう最強も同然でしょう。とある人に「キチガイ」とか言われたことがありますが、この完全日本オリジナルの文化が理解出来ないとは可愛そうな人だ。僕も10代〜20代のうちに、こういう格好してバンドやっておくべきだったとかなり本気で後悔しております。化粧系ファックなマジメメタル界隈に、それも聴き専でいたんでねぇ…。

音の方も輪をかけて凄いですよ?ナチコスの上にDESTRUCTION系ジャーマンスラッシュ(笑)。音だけなら本場ドイツに持ってってみたいところなんですが、ルックスが明らかになった途端、大ブーイングなんだろーなー。と、話が少し横にそれましたが、これは本当に真面目に素晴らしいです。そのDESTRUCTIONの"Release From Agony"と、"Eternal Devastation"の中間を取ったようなサウンドで、歌詞は全て英詞。ボトムがガッチリしつつも勢いも抜群、適度に粗さもあるという、個人的にはスラッシュメタルの理想像です。楽曲も素晴らしい完成度で作りこまれており、捨て曲どころか捨てフレーズすらありません。化粧系がこの手の音やると必ずやりがちな歌謡曲ナンバーもありませんし、その代わり(?)バラードが1曲あるのですが、これがまたACCEPTとかU.D.Oのそれみたいで非常に渋い!!

あえて難を挙げるならば、引きずるように絶叫するヴォーカルが好き嫌い分けそうなのと、ツインギター編成にあまり意味を感じないのと、あとやっぱこのナチ趣味(笑)。この頃のバンドはこーいう趣味のバンドが多かったんですよねー。正直今でも自分は残念に思っているところです。

そうそう、あともう一つ。このアルバム、壮絶に音質悪いので、音を純粋に楽しむならばトイズファクトリーから発売されたリマスター盤を入手されることをお勧めします(バンドロゴが赤と黒の2色になっているのが目印)。完全に改善はされてないものの、かなりマシです。ただ、こちらはブックレットに写真少ないので、在りし日のメンバーの勇姿を目にしたい方は、SKULL CRUSHERというインディレーベルから発売されたオリジナル盤を入手しませう。どちらも、ヤフオクで大体2000円前後といったところでしょうか。

一応YOU TUBEからライブ映像も持ってきておきましょうか。

-

ところで、亀田はさっさと切腹せよ。