今、グチりたいことが山ほどある

のだけど、経験上こういうネガティブな話題をネット上に書きとめるのって、あらゆる意味で良くないって分かってるので、あくまで同種の例は他にもあるだろうという仮定の元での提言という形で少し。

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所謂シルバー人材ってのがありますよね。ちゃんとした言葉の定義は良く知らないので、嘱託職員とか、60過ぎで働いてる全ての人を含むことにしますけど。定年後のご年配の方が、これまでの人生経験で培ってきた技術を生かして、様々な現場で再度活躍するということは、とても素晴らしいです。

しかし、吸収力が極度に落ちてる老人であるにも関わらず、何故「全くの未経験の現場」に踏み込んでくる御仁が存在するのでしょうか?

歳を重ねても、新しいことに情熱を燃やすこと、これもとても素晴らしいことです。ただし、趣味とか生涯学習の領域なら。

完全にモーロクしたジイサンが、職安の職業訓練講座だかなんだかで身につけた付け焼刃のスキルを手に、まったく未知の職種に来られても、迷惑なだけなんですけど。

自分の仕事場に、そういう方がいらしてまして…。正規社員扱いではないとはいえ、一応自分のやったことに責任を持ってもらう技術職です。汎用の技術だけでは当然足りませんから、それプラスアルファ、そしてさらに結構膨大な業務知識も身につけてもらう必要があります。で、自分くらいの歳ですら、1年かかってるわけで、はたして眼光が全く失せてしまってるご年齢の方だと、どれくらいの時間がかかるのか?とりあえず既に1年経ってますけど、まるで話になりません。この調子だと、覚える前にポックリ行きそうな気配です。

しかも、周りも気使うし。年長者への敬意というだけではなく、ジイサンの機嫌損ねると、本当に面倒なことになっちゃうのは分かりきってるんで。こんな人でも、極力ソフトに行かなきゃいけないっつーのがもう…。

そしてさらに、その人の場合、態度も悪いし。周りがみんな、わき目も振らず真剣勝負で毎日10時間以上も仕事と対峙してるんだから、アクビの一つも気をつけて欲しいところなんだけど、それどころじゃないし。

会社側、この人クビにしてくんないかなあ正直。でもどういうわけかクビ切らない。なんでかねぇ。人数合わせなんだろうねぇ。今のご時世に余裕のありそうな会社だ。なら僕の給料あげて欲しいんですけど。

60過ぎだろうがいくつだろうが、一生現役で通用しそうな素晴らしい方も多数存在します。それは分かってます。しかし、今自分のところに来てる人はモーロクジジイです。まだ年金が出ない年齢なので日銭稼ぐ必要があるっていうのならば、ご自身に経験があり即戦力になれる職種に行くべきでしょう。ないなら、雑役の仕事でもしょうがないじゃないですか。それを忌み嫌ってこういう方面(座り仕事で時給も高め)に寄生しに来てしまう、その根性は本当に許しがたい。

自分らの世代は、年金がまともに出るかどうか正直分かりません。しかも自分のように貯蓄も厳しい下流層の人間となれば、一生働く覚悟を今からしておかねばなりません。しかし、安易に甘ったれるつもりもありません。だから、将来の自分達でもあるご年配の方々に対しては、能力面での些細な衰えとかは暖かい目で見つつも、単に「仕事が出来ない」のであれば、退場を断固として要求したいのです。

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本日のBGM:"To Live Forever"TAROT

最近の仕事の行き帰りのヘヴィロテがこれなんだけど、こういう心境のときに、こういう厳しい音楽は向いてないですね。明日はTENあたりにしよう。