拙作VENOM STRIKEが、HSPコンテストにて「アジアン・インテグレーション賞」を頂きました。自分など足元にも及ばないようなハイクオリティの作品が沢山エントリーされていたので、一次選考通っただけでも身に余る幸せと感じていたのですが、最終的にこのような賞まで頂けるとは、感激極まりない思いです。一方、なけなしの自分の技量を出し切って、10ヶ月という期間で精一杯作ったものであることも確かなので、こうして評価をしてくださった審査員の皆様には、心より感謝しております。ちゃんとしたお礼も含めた正式なステートメントは、あちらのサイトやこれから返信する受賞者コメントにて記しますが、こちらでも一応。

それにしても、80年代という意図を汲み取っていただいたあたり、さすがおにたま様です。なにせ、まじゃべんちゃーとかスキーム等、あの時代からプロとして活躍してた方ですから(一体何歳だったんだろう当時…)。自分が親や補導員や不良と戦ってまでゲーセンに通いつめてゲームに一番夢中になってたのは、紛れもなく80年代ですから。出来はどうあれ、そうした自分のルーツを素直に出したのが、このVENOM STRIKEという作品です。

そして今後も、そのルーツから自分なりに枝を伸ばしていくことで、自分なりのゲームを作っていきたいです。時流やトレンドの押し付けなんか糞くらえです。ロックやポップスの世界じゃあるまいし、なんでゲームの世界でまで時代のトレンドを過剰に意識しなきゃいけないんだよ?っていうのが、自分がずーっと昔から今まで考えていることなので。その辺は、死ぬまでパンクスピリットで行きますよ。

(注:イコール、トレンドや時流の上にあるゲームを非難してるわけじゃないからくれぐれも誤解なきように。ケイブ系も弾幕系も楽しんでますしね。要望があれば、別の機会にもう少し詳しくお話しますが)

まあ、とは言いつつ、時代時代の皮膚感覚とか、そういうのは鍛えていかなきゃいけないんですけどね。じゃないと、若い人にコンセプト自体が伝わらなくなる可能性もあるんで。漫画の読み方が分からないって子供が出てきてる時代ですしね。

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と、こんな御託たれてる暇があったら、一層のスキルアップに励めよって話になるんですが(笑)。ただいまC++勉強中です。でも、概要だけ押さえといて、当分はCのみで開発かなぁ…。自分にはちょっと敷居高いですわ。色々と面白いんですけどね。

VENOM STRIKEも、現状の不安定さは本当なんとかしたいですね。少しづつでも作り直しやってみようと考えてます。