アップルシード・ジェネシス

http://www.tokyoanime.jp/event/view_stage.php?id=23&time_id=5

テレビシリーズで、アップルシードやるんだってさ。で、てがけるのはロマのフ比嘉だって。

この方が手がけた「URDA」は確かのあの当時としてはかなり衝撃的な作品だったんだけど、それはあくまで「一人でフルCGのアニメをここまで作るとは!」という類の評価。しかも結構前なので、あれ一本でこの方の本領を計るのは難しい。なので、その後にDoGAと作られた「警察戦車隊 TANK S.W.A.T 01」を観てみた。こちらは、かの「ドミニオン」の3Dアニメ化。

http://tank-swat.jp/

…んー?なんだこりゃなんだこりゃ???原作の世界観完全無視で何やってるだよこりゃ!!というのが第一印象だったのだけど、なんでもドミニオンの後に某雑誌に掲載された「ドミニオン・コンフリクト」というパラレルワールド作品が元になってるそうで、それとはあくまで忠実な再現がされているとのこと…ぬー、本当に「原作」からしてこんなことになってたのか〜。全然知らなかった(汗)。

なので、読んでない原作との比較はここでは省くとして…確かに少人数で作ったものとしてはかなりのクオリティだと思う。演出も不自然なく過不足もなくしっかり出来ている。テレビでやるとなれば恐らく人員も増えるだろうし、期待はして良いかも。テレビシリーズのペースの速さに、はたして追いついていけるかどうかだけが懸念かな。URDAのとき、3Dものは実は莫大な時間がかかるとインタビューでおっしゃられてた記憶があるし。

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http://d.hatena.ne.jp/kagami/20080316#p2

これねぇ…今の自分だからこそ、いいエントリーだと思えるし一句一句かみ締めて読めるんだけど、社会人になった当初は素直には受け取れなかっただろうなぁやっぱ。

学生気分の幼稚さゆえのプライドの高さも当然あったんだけど、一番まずかったのが、プライベートにて毒舌好きな強者の取り巻きになってしまってたこと。これによって、謙虚になってコツコツ積み重ねる…という生き方をますます素直に認められなくなってしまった。だってその強者に弱者であることを指摘されるのが一番怖いんだから。

しかも、当時は考え方に間違いがあって、そんな強者を器の大きい人と思い込んでた。実際は凄い心の器の小さい人なんだけど、当時はそれが理解出来なかった。そして、真の意味での器の大きい人が好意的に寄ってきてくれたことがあったにも関わらず…蔑ろにしてしまった。

やがて僕は、その強者からも嘲られ、その真の大きい器の人からも見放され…ああ、これ以上書くと古傷のうずきに耐えられなくなる。やめておこう…。結局これが20代を台無しにした要因の一つでもあるんだけど、こう振り返ってみると、本当に自業自得なんだなぁ。かくして心底反省はしてるんだけど、果たしてこれからどれだけ取り戻しが効くのやら。

勝ち組やら負け組やら格差やらの概念がある今だと、こういう罠にハマる若い人はもっと多いかもね。欲求は優越感だけじゃなく、生活にもますます向いてくるだろうし。

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最近手に入れたレアもの群。

一度読んでみたかった男屋の同人誌までも、近所の例のお店に!!しかもとても口には出来ない格安値で!!(まあ最近は中古市場価格も下がってるようですが…)まだHELLSING始める前のもので(でもCROSSFIREはやってったっぽい)、まだキレ方も熟成されてなく良くも悪くも幼い12年前のヒラコーの作風がエロで堪能出来る。もっともヒラコーのエロは、骨盤がミョーに幅狭で男っぽい女体の描きかたで萎えるんですけどね…分かってたことながら。

"U-VOX"ULTRAVOX
ミッジ・ユーロ期のこのラストアルバムは廃盤の上再発もされないようで、今まで聴きたくても聴けなかったのだけど、今回ヤフオクでなんと数百円で入手!!代引きで1000円超えちゃったけど(笑)まあそれくらいはいいや。

確かに良質なポップアルバムだけど、それだけ。新境地開拓と言えばそうなんだけど、ULTRAVOXの独自性は少なからず失われている。これをもって解散も納得。しかし、リマスタリング+再発くらいはしてくれませんかねー。これ20年以上前のCDなんで、果たして恒久的に持つのかどうか。